上海豫園ランタンフェスティバル|春節から元宵節に開催する灯会祭

毎年2月前後(旧正月の春節)から1か月間ほど開催される、豫園でのランタン祭りへ行ってきました。ランタンといえばベトナムのホイアンくらいしか思いつかなかった私ですが、豫園もなかなか良さそうなので上海にいる間に行ってみよう!ということで平日の最終日に行ってみました。

日程

2019年は下記の日程で行われました。
開催日は旧暦に基づいて決まるため、毎年開催日は異なります。来年以降は随時事前に日程をチェックしてから出かけてくださいね☆

2019年1月21日~2019年2月22日
点灯開始時間:17:30
※終了時間は日によって異なりますが、概ね22時前後
下記以外の開催日は無料で開放されています。

2月15日~2月18日:大人50元、子供30元
2月19日:大人80元、子供50元

今年の元宵節(yuánxiāojié ユエンシャオジェ:旧暦の正月から数えて15日目の最初の満月の日)は2月19日で、このランタン祭りはその元宵節を祝う祭です。その日の金額が一番高くなります。

ランタン祭り

入口の門もランタンで飾られていました。
今年は猪年のため、イノシシオブジェが多かった。最初見た時は豚と思ったんだけど。

豫園ランタン祭り

湖心亭がある池の上の通路が一番込み合っていました。池の上にランタンが飾られています。

ランタン・提灯・灯籠の違い

この記事を書いていて疑問に思ったのですが・・・
ランタン・提灯・灯籠の違いって何???
灯籠は神社にあるものを思い浮かべるけど、「灯籠流し」もあるし、、
そこで違いを調べてみました。

ランタンとは

西洋由来の木、金属、ガラスなどで作られた、携帯用の照明器具。ランプの一種。
ただし、アジアの提灯なども英語ではランタンと言う。

提灯とは

紙で覆われているおり、持ち運びができるように進化したものが提灯。
使わない時は折りたたんでおくことができる。
「提」は「手にささげる」という意味。

灯籠とは

主に外で使用された、街灯。
「灯り」の「かご」という意味で、ロウソクの火が風邪で消えないよう、周囲を囲った道具。

つまり・・・英語では提灯なども区別せずにひとまとめでランタンと呼ぶので、ランタンフェスティバルと呼ぶという結論に至りました。
尚、豫園ランタンフェスティバルの中国語は「豫园灯会(yuandēnghuì)」。

ランタン

感想

豫園は以前行ったことがあったので、ランタン祭りは行かなくてもいいかなと足踏みしていたのですが、結局行ってみて良かった。お祭り気分を味わえました。行く前の想像では龍とかが多いのかなと思いきや、そういうのはあまりなかったです。

普段の豫園とはまた一味違って良かった。ランタンなので、昼間に行くより夜のほうが良いです。上海に住んでいる方はせっかくの機会なので、ぜひ一度は行ってみてください☆

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事