中国駐在生活の不満|日本との違い|子連れ家族で住んでみて感じる嫌なこと

海外で生活するということは多かれ少なかれ日本との違いはあります。

以前中国に住んで分かったいいところという記事を書いたので、じゃあよくないところって何?と思う方がいらっしゃると思い、今回は不満な点を書いてみます。

これから中国駐在になる方、中国に行こうか検討中の方の参考になれば幸いです。

中国で感じる不満

肉がおいしくない

特に、牛肉。次に豚肉。一番マシなのは鶏肉。
羊肉が中国では一番おいしいと言われてますが、私はそもそも羊肉の臭いがNG・・・。

 

羊肉が好きな人は向いてると思います!

 

牛肉はほとんどオーストラリアやニュージーランドからの輸入物ですが、なんだか、臭い。
日本で売ってるオーストラリア牛はこんな味しないと思うんだけどなぁ・・・。

 

そのため、中国では私はほとんど牛肉を食べません。
日本に一時帰国した時はここぞとばかりに焼肉行きます。

食事が口に合うところが少ない

なかなかいいお店が無いです。
やっぱり、生活するにあたって、食事は好みのものがあったほうがいいなと思います。

 

辛い物や、こってり系の中華などが好きな人なら相性がいいのかもしれません。

 

上海は都会なので、中華だけでなく洋食和食いろいろあります。
お店の数や種類でいえば他の海外と比べると多いと思います。
日本食のお店が多いのは日本人にとってありがたいです。

特に単身赴任の方は普段の食事が外食になりがちなので、そういう方はいろいろ選べるという点ではいいと思います。

しかし、普段は自炊していてたまに外食する人などは、ちょっと美味しいものを外で食べたいですよね。
そういう時に、いいお店が少ないです。
そして高いお店でもおいしくないことがよくあるのが残念。

食料品が高い

これは安く済ませようとすれば安くできます。
ローカルの市場に行けば安いです。

時々市場でも買うことはありますが、私は主に日系のお店や無農薬野菜を取り扱っているお店で購入しており高くなります。。

野菜はトマトとかかぼちゃのような実になるような感じ?のものは特に、美味しくなくて即捨て!っていうものが何度かありました。
(日本人向けのスーパーでも時々ある)

 

葉物野菜は味に大差ないですが、中国では一般的に農薬を多く使用しているそうです。
野菜はともかく、肉、魚、卵はなんとなく心配です。

 

日本の一般的なスーパーで購入する価格より1,5倍から2倍はしてる気がします。
たまには納豆とかの日本食も買いたいのでそうゆう輸入物は高い。

水道代や電気代は日本と同じくらいですが、食費がかかるので中国に住んでからのほうが生活費はかかってます。

大体下記の感じです。

卵:25元(400円)
キャベツ1玉:26元(170円)
納豆3個入り1パック:23元(380円)
牛乳1パック:22元(360円)

 

うーん。高い。

物の質が悪い

なるべく日本製のもの等を使っていますが、家の設備などはどうしようもありません。
すぐ壊れる&作りが雑。

給湯機が急に電源切れたり。
冷蔵庫は奥のほうがやたら冷たくて野菜を奥にしまうと凍ってしまうし。

まあこれは中国に限らずほかの国もあると思うので、妥協範囲です。

家賃が高い

上海は特に家賃が高いです。
北京や広州などはどうなんでしょう。

広さはありますが家賃が高い割に、質が悪いのが腑に落ちません。

 

私が今住んでいる家は日本円で23万円ほどですが、日本でいう23万円の家ではありません。
立地は東京都でいったら池袋くらいの場所。

ちなみに、その他多くの日本人駐在員は私の住んでいるマンションより家賃が高いです。

ゴミが多い

やっぱりなんだか全体的に汚い。
街中でもふと生垣を見るとゴミがいっぱい落ちていて、ゲンナリします。

それから最近ペットを飼う人が増えてきているそうなのですが、犬のフンは処理せずにそのまま転がっています。
草むらの中ならまだわからないでもないですが、通路に結構あります。
(外灘あたりの観光地にはありません)

つばを吐く人が多い

外出してこういう人を見ない日はないです。
おじさんとかだけじゃなく、おばさんもいます。
(若い女性はあまり見ないですが)

頻度としては15分に1回くらいです。
その度にうわっっ・・・はぁーもう本当に嫌だ・・・と思ってしまいます。

インターネット規制

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、中国ではインターネットの規制がされております。
詳しく書きたいところですが、身の危険を感じますのであえて詳細には書きません。

外で遊ぶ場所が少ない

東京にいた時は割と公園が近くにあって、週末はほぼ公園で子供を遊ばせていました。

上海は子供が外で遊べるような場所が少なく、窮屈さを感じます。
マンションの敷地内に遊具はありますが、あまり広くないですし。

空気が悪い

PM2.5ですが、以前よりはだんだんとマシにはなってきているようで、今年の夏は青空の日も割とありました。
2017年より良くなっているとは思います。

ですが冬になるとだんだん空が霞んで明らかに汚染されている日が増えるので、健康面では心配です。
そういう日は学校でも外で子供を遊ばせないので、尚更運動不足が加速します。

敏感な方は喘息になる人もいるようです。

水が汚れている

水道水は飲めません。
浄水器は一応つけていますが、髪がパサつきます。

一番気になるのは、洗濯。

白いタオルはたちまち茶色に変色。

日本の実家に帰った時に、タオルってこんなに白かったの?!と驚きました。

この水で毎日顔を洗ってたら、いつの間にか顔が黄ばんでくるような気がする・・・。

トイレットペーパーがない

外出した時のお手洗いです。
綺麗めなところの建物だときちんとトイレットペーパーがあるところはありますが、多くのところは備え付けてありません。
ですから念のためティッシュを持参しなければならないのが面倒です。
そもそも、トイレが汚い。(きれいなところも少しはあります)

仕事中のスマホ

これは直接自分に被害がある訳では無いので別にいいのですけど、どうも気になってしまう。。。
ショップの店員さんの多くが、仕事中にスマホをいじってます。
8割くらいはスマホ見てます。

仕事が雑

何かと雑ですね。。。
もちろんきちんとしている方もまれにいらっしゃいます。

私は2か月前に引っ越ししたのですが、引っ越しする前に床を拭いておいてと不動産会社に言っておきました。
引っ越し当日、床がざらざら。

「ちゃんと拭いてって言いましたよね」とクレーム。

数時間後におそうじのおばさん到着。
そしたら土足でモップをかけ始めた。。。
その靴、土ついてますよね?
はぁ・・・

もちろん注意して、靴は脱いでもらいました。

モップがけが終わったのでそのおばさんは仕事終了、退出。

洗面台に行ったら、洗面台のまわりが水でびしゃびしゃになってました。
(モップを洗う際に水浸しにして、拭かずに帰った)
掃除しに来たんだよね!?、あのおばさん・・・

というようなことがいろいろあるんです。

子供の送り迎え

子供の学校への送り迎えが必須なのは日本以外の国はどこでもそうだと思いますが、日本だと小学生ともなれば、一人で登下校します。

中国はやはり子供の誘拐が心配ですから、必ず送り迎えします。
となると親の拘束時間が増えるわけです。

安全が第一ですから当然ですが、慣れるまでは少々窮屈さを感じました。

まとめ

以上のようなことでいろいろと不満はありますが、だからと言って来なければ良かったとは思ってません
おかげで日本を客観的に見れるようになりました!

良い経験になったな、とは思っています。

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~Thank you for reading through~

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