烏鎮東柵へ観光!上海からのアクセスや見どころ紹介|旅行記|中国水郷古鎮

上海中心部から車で2時間半、1000年前から続く水郷古鎮・烏鎮(乌镇:ウージェン:wuzhen)へ行ってきました!今回は東柵について。アクセスや烏鎮の歴史、観光ポイント、所要時間、感想などについて書いてみます。

烏鎮の歴史

現在の街並みは1300年以上前の唐代に遡り、12世紀に発展した街。古代石器は6000年前のものが発掘されています。
北方民族の金に攻められた北宋は南に逃げ、杭州を臨時の都として南宋を建てました。しかしこのとき烏鎮にとどまった宋人がいて、その残った宋人により烏鎮は発展していったそうです。

 

烏鎮は清朝末の戦乱に巻き込まれずに済んだことから、建築物の保存状態が良い。
鎮内には120本もの橋があります。清末から民国期は、養蚕業や醸造業などの産業が発展し、創業100年以上の老舗商店や工房が残っています。

 

烏鎮には現在西柵(2007年開放)と東柵(2001年開放)のふたつがあります。

入場券

・大人 110元
・子供 55元
※子供:120cm~150cm未満
※120cm未満は無料
☆西柵・東柵両方行く場合、共通券あり。
190元

さらに、景区内に宿泊すると入場券の割引があります。
宿泊施設によって異なると思いますので、ホテル予約時に割引の対象かご確認ください。
またはチケット売り場でホテルがどこか聞かれるので、そこで割引対象のホテルかどうかわかります。

 

私は西柵の烏鎮昭明书舎という宿に宿泊予定で、西柵と東柵の共通券が2割引になりました。
この割引チケットは、東柵の入口前のチケット売り場では扱っていないので、駐車場の出口にある受付で発行してもらいました。

東柵内では、入場した後も観光スポットに入る際に入場券を提示するので、紛失しないようにしましょう。

アクセス

私は今回上海の锦江东园からバスで行きました。

バスの座席はシートベルトやリクライニングが壊れていたりとなかなかのボロボロ具合でしたが、まあ安い(2時間弱乗って900円!)のでそこは仕方ないかなと。

ワイルドな感じの運転手で、たばこ吸いながら運転してたけど、とりあえず無事にたどり着きました。

アクセス
①上海旅遊集散中心総站から烏鎮ツアーバス
160元(往復。入場券代含む)8:45発 所要2時間
②上海虹橋火车站,上海人民广场,长途汽车运总站,锦江东园などから「烏鎮」行き
55元 1日12便 所要2時間~2時間半
③車チャーター
950元~/1台(8時間)
>>車チャーター
④現地ツアー
1250元~/1人(6時間)
食事、入場料、日本語ガイドつき
※一名様での参加は料金が異なります
>>水郷現地ツアー

※その他杭州や蘇州からもバスが出ています。

 

東柵と西柵の行き来の方法は下記。私は無料のシャトルバスを利用しました。
乗り場は入口の目の前に無料バスが停まっていたので、すぐわかると思います。

東柵⇔西柵
①東柵・西柵間無料バス 7:30~17:30
②路線バスK350 2元  6:10~22:00

③徒歩 約15分

④三輪タクシー 10元

営業時間

5月~10月:7:00~18:00
11月~4月:7:00~17:30

17時頃になると店じまいの準備をするお店がちらほら。
時間に余裕をもって行ったほうが良さそうです。

東柵の見どころ

入場門から中へ入ると、目の前に緑と池。いい雰囲気です。


エアコンの室外機には木製の目隠しカバーがされていて、景観を乱さないようにしている様子がうかがえます。
建物は古い物が多く、瓦が何重にも重なっていたり、窓枠は凝ったデザインのものが多くありました。


お店は竹細工や傘、お茶、お団子などなど色々なお店があるので見ているだけでも面白いです。
「青団子」は烏鎮の名物のようで、トライしてみたらよもぎ団子のような味で美味しかったです。

お団子屋さん

宏源泰染坊

烏鎮名産の藍印花布は藍染めの伝統柄の布。入口から奥へ入ると庭になっており、藍染めの長い布が干されています。風になびく青い布が、なんだか清々しい感じ。昔話の絵本に出てくるような光景で、こういうものを実際に目にしたのは初めてでした。

建物の向かいには機織り機が展示されています。
藍染めのバッグや小物なども販売しているので、お土産にも良さそうです。

藍染め

三白酒坊

烏鎮で作られている白酒の醸造所。
建物の中に入った瞬間、甘酒のような紹興酒のような匂いが漂っています。
白酒が入ったたくさんの瓶(かめ?)が並んでいて、圧巻です。


試飲もできます。55度の白酒!

販売もしていて、記念に買ってみました。ボトルがかわいい。しかも藍染めの袋がまたいい感じ。

江南百床館

明清代の木製清代を集めたベッド博物館。木彫りのベッドが展示されています。

 

以上の他には中国の民族衣装を展示する資料館などがありました。
東柵はコンパクトなので、通り沿いを散策しながら気になるお店に入ってみるのがオススメです。

 

所要時間は、じっくり見るなら半日、さくっとみるなら2時間あれば良いかな。
西柵については、こちら↓

感想

東柵には食事処やホテルは少なく、全体的に静かで落ち着いていました。
東柵は昔ながらの雰囲気を残していて、しっとりノスタルジックな感じが良かったです。西柵と東柵のどちらが良いか?と聞かれても趣が違うのでどちらかを甲乙つけるのは難しいですね。せっかくなのでぜひとも両方行くべき!と思います。

どうしても時間がないなら、東柵のみ、かなぁ。
西柵は広いですし、夜景がきれいなので宿泊しての観光がおすすめです。

今まで行った水郷古鎮の中で、一番烏鎮が良かった。

上海といえば外灘、豫園あたりが真っ先に思い浮かぶと思うのですが、烏鎮のような古い町に行くほうが私は好きです。

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