上海ディズニーランドへ春休みに行ってきました!混雑状況やチケットの入手方法、おすすめのアトラクションやファストパス、注意事項や気になるトイレ事情、実際に行ってみた感想などについて盛りだくさんに書いてみました。これから上海ディズニーランドへ行く方の参考に☆
もくじ
チケット
チケットは平日と週末・祝日で料金が異なります。
春節や国慶節などの大型連休はさらに高くなるようです。
下記は公式の1day料金。2dayチケットもあります。
※最新の金額はホームページからご確認ください。
平日
大人:399元(約6,580円)
子供:299元(約4,930円)
週末
大人:575元(約9,480円)
子供:431元(約7,110円)
高っっ。土日は高くて我が家は行けません。。。
※子供:身長100cm~140cm以下
※身長100cm未満は無料
チケット購入方法
4パターンです。
公式ホームページ
正規料金のみ。英語です。
旅行代理店など
旅行代理店などを通し、事前購入すると割引チケットが購入可能です。
日本語で予約できます。
※空港からディズニーランドやホテルまでの送迎も上記リンクからご予約可能ですので併せてご検討ください。
予約が完了したら、入場口でパスポートのみ提示し、スタッフの方がパスポートナンバーを照会するだけで中に入ることができます。予約確認書は念のためご持参ください。
ディズニーホテル宿泊で購入
系列の上海ディズニーランドホテルまたはトイストーリーホテルに宿泊すれば、ホテルでチケット購入可能です。
当日購入
ディズニーランドの入口の手前にチケット売り場があります。
事前購入されている方が多いためか、チケットカウンターは数か所あるうちの一つしか営業していませんでした。
私は9時に到着したのですが、当日購入のチケットカウンターに並んでいる人は10人程度で少なかったです。
まれに人数制限をして当日券の販売がない場合もあるようですが、平日なら当日現地でも買えそうです。
ただし、万が一ということもありえますので、事前購入をおすすめします。
※パスポート提出必須。忘れずに持参してください!
おすすめアトラクション
私が今回実際に体験してみて、おすすめのアトラクションを上から順にピックアップ!
カリブの海賊:バトル・フォー・ザ・サンケン・トレジャー
英語表記:Pirates of the Caribbean Battle for the Sunken Treasure
<トレジャー・コープ>
キャプテン・ジャック・スパロウと一緒に、デイヴィ・ジョーンズの宝物を見つける冒険へ!
船に乗って水の上をすすみます。
とにかく大きな映像とセットで迫力もあり、新しい演出!
このアトラクションが一番良かったです。しかも身長制限がないので、絶叫系が苦手な人も乗れます。日本にもないので、おすすめ☆
トロン・ライトサイクル・パワー・ラン
英語表記:TRON Lightcycle Power Run
※122cm以上
<トゥモローランド>
映画「TRON」の中での「グリット・ゲーム」をテーマにしたジェットコースター。
コンピューターの世界をライトサイクルで駆け抜ける。
ディズニーパーク最速のジェットコースター。
バイクに跨り、前傾姿勢で乗るのが珍しい。デザインも未来的。
外に少し出るのですが、外に出たのが良く分からないくらい早かった!
↓こちらです
ロアリング・ラピッド
英語表記:Roaring Rapids
※107cm以上
<アドベンチャー・アイル>
大興奮の激流下り。なかなか揺れます。
ほぼ皆さんレインコートを着ていましたが、私はレインコートなしで果敢にも挑んでみました。それなりに濡れましたが着替えないといけないというほどではなかったです(その時の状況によるので参考までに)。
特に、乗り物の入口の空いたスペースからドドーっと水が入りこんできて、バッグはずぶ濡れ。
夏は気持ちよさそう。
夜は寒くなるせいか、待ち時間が極端に短くなっていた(5分!)ので、待ちたくない人は夕方以降を狙うのが良いですよ。
レインコートはアトラクションの列に並ぶ場所で1つ10元(約165円)で販売していました。
個人的には、1回乗るためにレインコートを購入して、終わったら捨てるというのが環境にもよろしくないので買わない派です。。。リサイクルしているのか分かりませんが、レンタルにすればいいのに。。
ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン
Soaring Over the Horizon
※102cm以上
<アドベンチャー・アイル>
私はこれに乗れなかったのですが、朝から夜まで待ち時間が90分以上だったので、人気のようです。空を飛んで世界一周の旅をするアトラクション。待ち時間が60分以下になったら乗ろうと思っていたので乗れず。開園後すぐに向かう、または最初にここのファストパスを予約することをおすすめします。
アトラクション選びのアドバイス
私はアナと雪の女王のステージショーを観たのですが、ショーで会話があるものだと全て中国語のため、会話が理解できないと感動が薄く、しっくりきませんでした。パレードのように会話がないものだと観ているだけで楽しめます。
身長制限
10個のアトラクションで身長制限あり。
アトラクションごとに身長の高さが細かく分かれています。
一番低いもので81cm。高くて122cm。
・レックス・レーサー(120cm)
・ファンタジア・カルーセル(120cm以上、補助なしで座れる方のみ)
・ジェット・パックス(112cm)
・ロアリング・ラピッド(107cm)
・チャレンジ・トレイ(106cm)
・ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン(102cm)
・七人のこびとのマイントレイン(97cm)
・ウッディのラウンドアップ(81cm)
・エクスプローラー・カヌー(座った状態で床に足の届かない方はご利用になれません)
97cmで七人のこびとのマイントレイン(東京ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンのような感じ)には乗れるのですが、それなりにスピードが出ます。
私の前にいた女の子は、このアトラクションに乗るために1時間ほど並んだのに、いざ乗る順番がきて乗り物を前にしたら怖くなってしまったようで、お母さんと一緒に退出していました。そしてその子のお父さんと私が一緒に乗るという構図に(;・∀・)
スピードが出るので、身長を満たしていても小さい子は怖いかもしれません。
上海ディズニーリゾートアプリ
アプリはこちら↓
上海ディズニーのアプリから、各アトラクションの待ち時間を確認することができます。
アプリを開いて、画面を下にスワイプすると、待ち時間が記載された地図が表示されます。
待ち時間の他に、各ショーの開始時間もこのアプリから確認可能。
前日までにアプリをダウンロード、アカウント作成まで行い操作に慣れておくことをおすすめします。
画面中央に「Create an Account」という文字があるので、そこをタップして必要事項を記入し、アカウントを作成します。(待ち時間やショーの開始時間のみ見る場合はアカウント作成は不要)
ファストパス
ファストパス(無料)を発券するエリアが数か所ありますが、稼働していたのは1か所のみでした。
その一か所も、機械にはほとんど布がかけられていて、1台だけ稼働させていました。
上海ディズニーではアプリからファストパスの取得を推進しているようです。
私はその場でアプリをダウンロードしたのですが、なんだか登録するのも面倒になったのと携帯の充電があまりなかったので、スタッフにファストパスを取りたいと伝えたところ、機械からファストパスを発券してくれました。
しかし、そのスタッフは、「中国人はアプリからファストパスを取ってください」と周辺の人たちに案内していました。
外国人や、スマホの充電がなくなったなど説明すれば機械から発券してくれるようです。
ファストパスをアプリから取得するには、アカウント作成が必要です。
※来園前にアカウントを作成してください。
①入園後にアプリから「ファストパスの取得」をクリックし、チケットのQRコードを読み取ります。
②友人や家族のチケットをリンクしてグループを作ると、同じファストパスの指定時間に一緒にアトラクションを楽しめます。(グループのメンバーが全員入園していること)
③希望のアトラクションのファストパスを選択。
④選択したファストパスの確認。
⑤指定された時間帯にアトラクションのファストパス入口へ行き、スマートフォンの画面もしくはチケットのQRコードを提示
混雑状況
2016年の6月にオープンしてから2年以上が経ち、少し落ち着いてきたのではないかなと思います。
私が入場したのは9時頃でしたが、さほど待たずに入場できました。
開場すぐは混んでいるかもしれません。
私は平日の金曜日(天気は晴れ)に行きましたが、アトラクションの待ち時間はソアリン・オーバー・ザ・ホライズンが最長で110分。
それ以外は1時以内でした。
混雑具合の体感は、東京ディズニーランドの平日と比べると若干空いているように感じました。
土日にアプリを起動して混雑状況を確認してみたのですが、金曜日に110分だったアトラクションは昼間の時間帯で50分。
夕方には20分になっていました。
土日は料金が高いせいもあるのか、もしかしたら平日に比べると空いている日もありそうです。
ただし、春節や国慶節は遠方から遊びに来る人が大勢いると思われますので、このような大型連休は避けたほうが無難です。
尚、私は息子の春休みの平日に行きました。
なぜかというと、中国の学校は春休みがないからです。(夏休み・冬休みはある)
そのため、中国人のお子さんはとても少なかったです。
平日に行くなら、気温も温かくなってくる春休み中がおすすめです。
平日の中でも火曜・水曜日のほうが空いていると思われます。
食事
スナック
東京ディズニーリゾートと同様、ポップコーン(塩味、キャラメル味、チェリー味!)、綿あめ、チュロス、ミッキーの形をしたアイスクリームなどを販売しています。焼きトウモロコシがあったのは、中国っぽい!
レストラン
私は2か所利用しました。
Toy box cafeというトイストーリーエリアにあるカジュアルイタリアン。
ここのToystoryのドリンクの容器はかわいいですよ。
ドリンクの中にはミッキーの形をしたグミが入っていました。
グラタンと1ドリンクのセットで約100元(約1650円)。
ちなみにピザは約120元と約140元。
トイストーリーエリアはカラフルでとても可愛かったです。
Tangled Tree Tavern
カジュアル中華レストラン。
中華丼+チキン+飲み物で143元(約2,330円)。
高い・・・。味はいたって普通。
中国の平均年収は日本人の約半分らしいのですが、それでなぜこの価格設定なのか非常に疑問です。
サービス
東京ディズニーランドはスタッフの方がニコニコの笑顔でテンション高めに「いってらっしゃい!」と手を振ってくれますが、上海ではそれはありません。手は振ってくれますが、、、ニコニコはないです。東京と上海は別物と思っていただいたほうがよろしいかと思います。
スタッフの方は、皆さんある程度英語を話せる方が多い印象でした。上海の他の観光地に比べたら、海外からの観光客でもコミュニケーションに困ることは少なそうです。
地図
パーク内のインフォメーション(ゲストサービス)にガイドマップが置いてあります。
中国語の他に英語、日本語がありますのでご安心ください。
ガイドマップの内容は、東京ディズニーランドと同程度の記載内容で、アトラクションの概要などが記載されています。
ショーの時間帯は記載されていないので、アプリからご確認ください。
お手洗い
ここは中国。気になるお手洗い事情は・・・・
友人からはトイレが汚いよと聞いていたので身構えていましたが、私が行った時はそれほどでもなかったです。
トイレットペーパーもありました。
なぜ物売りがここに?
ディズニーランド内で、偽物?のディズニーグッズを売る物売りの人に数回声をかけられました。
なぜ、ここに???まさかこの数十元のディズニーグッズを販売するために390元払ってここにいるとは思えない。
どういうことなのでしょう。。。
日本ではありえないですね。
尚、ディズニーランド駅から数駅くらいまで、地下鉄内でも物売りの人がいました。
雰囲気ぶち壊しだわ~
持ち込み禁止物
①爆発物や可燃物、武器類、武器に見える物、水鉄砲などおもちゃの銃。
②食べ物、酒類、600ml以上のノンアルコール飲料。
③缶またはガラス容器(ベビーフードの瓶など小さな容器を除く)
④56cm×36cm×23cm以上の大きさの箱やスーツケース。
混雑時など必要に応じキャスター付きの荷物は園内への持ち込みをお断りさせられる場合あり。
入場前に手荷物チェックがあります。
私の前に並んでいた女性は、大量のおやつを持ってきており、没収されていました。
なぜかチョコパイのようなもの一つだけ許可されてましたが、、、今食べるとでも言ったのかな??
飲み物の規定は600ml以上のノンアルコール飲料禁止となっているため、500mlのペットボトルや水筒を持ってきている方が多かったです。
※その他の利用上のルールは公式ホームページをご参照ください。
ベビーカーレンタル
メインエントランスの近くで貸し出し。
約90元(約1500円)。これまた微妙に高い。
レンタルベビーカーには名前を書いた大きな札を付けるので、自分のものが分かるようになっています。
グッズ
グッズはあまりよく見ていないのですが、お土産用のお菓子類は日本より少ないように感じました。
入口よりの西側にディズニータウンというショップやレストランが入った複合施設があるのですが、そちらにはお菓子などもあるかもしれません(私はここには寄らなかったです)
カチューシャやブランケットは日本と同じようなものがありました。
アクセス
地下鉄
地下鉄11号線「迪士尼」から1号出口を出て徒歩10分。
baidu地図で乗り換え方法を検索できます。
(※「迪士尼」で検索。いくつか候補がでてくるので、住所が「浦東新区申迪北路」のものを選んでください。(選択するすると浦東新区川沙鎮になります)
地下鉄は市内中心部からで6元(約100円)程度。上海の治安は悪くないので、地下鉄利用がおすすめです。
タクシー
市内中心部から概算160元(約2,600円)
中国語のみ。ホテルでタクシーを呼んでもらうのが安心です。なお、タクシーの運転手はガラが悪いことが多いので、ディズニー前に気分を害される可能性もあり。。。
送迎車
中国に慣れていない方、心配な方は事前に送迎車を手配したほうが安心です。
流しのタクシーと違って、運転手はまともな方がほとんどです。
ホテル宿泊ゲストの場合
ディズニーリゾートのシャトルが上海ディズニーリゾートホテル・トイストーリーホテルと西バスターミナルの間を運行しています。
ディズニーランドの入口の前は湖になっており、湖の向こう側に上海ディズニーリゾートホテルがありました。
ディズニーリゾートホテルの宿泊者(ルームキーの提示必要)はフェリーでアクセスができます。
感想
海外のディズニーランドとなるとなかなか行く機会が少ないと思うので、乗りたいアトラクションに乗れなかったというようなことがないよう、事前にしっかり予習しておいたほうが良いです。混雑状況にもよりますが1日では全て周れません。
どこのアトラクションに行きたいのかの優先順位をつける、アプリは事前にダウンロードしログインをして操作に慣れておく、ショーの時間をあらかじめ把握しておくなど。
パーク内は日本のディズニーとだいたい同じなのかと想像していたのですが、アトラクションは違うものが多く、日本と同じテーマでも全く同じ設備・内容ということはありません。
そのため、新鮮な気持ちで楽しめました。
ただしレストランの料金などの価格設定が高い。特に食事はこの質で?という感じです。でもディズニー好きなら一度は行ってみることをお勧めします!