上海の病院、日本語可の浦南医院で入院|浦東のおすすめ救急総合病院

海外に住む上での心配事の一つ、病気・病院。上海には日本人の医師がいる病院が多数ありますが、入院設備のある病院となると数が限られます。
いざというときのために、きちんとした設備のある病院を把握しておくことをおすすめします。
先日息子が体調不良で入院した浦南医院がとてもよかったので今回詳しくご紹介します。

浦南医院

私は浦西に住んでいるのですが、浦西のとある病院にはもう入院させたくなかったので、タクシーで40分かかりましたがこちらの病院へ足を運びました。

浦南医院の名前は知っていましたが行ったことのない病院でしたし、浦西に住んでいるため友人からもここの病院の評判を聞いたことはなかったのですが、藁にもすがる思いでこの病院へ行きました。

予約

あらかじめ電話で予約しましょう。
混雑状況によってか、受け入れてくれない場合もあるようです。
日本語可

上海浦南医院国際医療センター
tel:50945088
tel:137-6123-8181(24時間)
住所:浦東新区臨沂路289号

アクセス

浦東にあります。
最寄り駅は「高科西路」。駅から徒歩10分ほど。
国際医療部という外国人用の専用フロアがあり、11階になります。
1番エレベーターが11階にアクセスしやすいエレベーターになります。

設備

総合病院ということで、規模は大きいです。
小児科はもちろんその他は一通りあります。

 

24時間対応のため夜間でも受け付け可能なようです。
1階はとても込み合っていましたが、11階の国際医療部のフロアは落ち着いています。
床もピカピカできれいです。
到着してすぐに診察してもらい、検査は別の階で数か所行く必要があったため、看護婦さんがずっと付き添って案内してくれました。

血液検査は、子供なので指先からチクっと針で刺して、その後細いストローのようなもので血液に軽く触れて採血するので、子供は泣いたり嫌がらずにできました。
日本でも子供の採血の多くはこのような方法だと思います。

 

直前に入院していた病院ではケースの淵で指を何度もこするようにして採血したので、子供がとても嫌がっていました。
こういうちょっとしたことでも、気遣いのある病院を選びたいものです。
息子の症状について別記事にて記載しましたので、併せて読んでみてください☆

対応

11階のフロアの医師は私の知る限り皆さん日本語が話せました。
日本人医師は二人勤務しているそうです。

 

中国人の医師も、不都合なく日本語で会話できます。また応対もとてもよく、とても安心しました。

 

初日は国際医療部の内科の先生に診察してもらいました。
その後小児科の先生も診察にきてくれましたので、症状に応じて連携して対応していただけます。

昼間は通訳の方がナースステーションにいました。
おそらく常駐だと思われます。
看護婦さんはほとんど中国語ですが、さほど難しい会話はないので、入院中も問題なく過ごせました。

病室

日本の病室とほとんど変わりません。
むしろ一般的な日本の病室よりスペースは広いです。

私の病室は一人部屋でした。
他の病室ものぞいてみましたが、多くて二人部屋です。

 

収納タイプのソファーベッドが置いてあるので、子供はベッドで寝て、私はソファーベッドで寝ることができました。

 

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、歯磨き粉、歯ブラシ、タオル、紙たおる、スリッパ類の一式入院セットを用意してもらえるので、診察してそのまま入院になっても不自由なく過ごせます。(化粧水などはご自身で用意しましょう)

病室の設備
・ベッド
・ソファーベッド
・冷蔵庫
・シャワー・トイレ
・テーブル・イス
・ウォーターサーバー
・収納棚
自分で用意したもの
・洗面用具
・スキンケア
・パジャマや着替え
・飲み物
・おやつ
・パソコン
・携帯充電器
・替えのタオル
・子供用スプーン
・絵本やおもちゃ

 

同じフロアの待合室に自動販売機があるので、飲み物はそこで購入できます。
また、日本の雑誌や絵本も少しおいてあります。

 

wifi利用可

入院して数日は子供はぐったりしていたのですが、回復してきたら一日中病室にいると飽きてしまうので、様子をみて絵本やおもちゃなど持参して過ごしました。

食事

朝食:おかゆ、ゆで卵、肉まん、牛乳
昼食:中華のお弁当
夕食:中華のお弁当

 

その他、日本料理のお弁当を外注することも可能です。
看護婦さんがメニューを渡してくれます。
私は初日に日本料理のお弁当を注文したのですが、病室にお弁当屋さんが届けにきてくれてその場で支払いしました。

まとめ

ここの病院に入院となって本当に良かったです。
なにより他の病院でなかなか病名が分からなかったのですが、すぐに病名がわかってほっとしました。
また今後病気が悪化したりした時は浦南病院で受診しようと思います。

 

※病院内は撮影不可のところが多いため、あえて画像は掲載しておりません。トップ写真は病院からの景色です。

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