私は現在カナダのモントリオールに住んでいまして、我が家は坂を少し上ったところにあります。そのため、とっても綺麗な夕日をよく見ることができます。カナダは空が澄んでいるせいか、尚更きれいに見える気がするんですよね~。
冬になると日が短くなるので、登校する時間は日の出から1時間前後の時間です。
ふと気づいたのですが、日本だと、朝日は東から登って西に沈みます(北極・南極以外はどこでもほぼ東から西ですけど)。朝日が昇った位置から日が沈むを位置を見ると、顔を後ろに振り向かないと見れないくらいの方向に沈んでいきますよね。
ところが、ここカナダでは逆方向には沈まないのです!!
逆方向じゃないというと、どういう動きなのかというと、
日が昇る位置に向かって右手に夕日が沈む場所になります。
この説明で分かるかなぁ。分かりにくかったらすみません。
フィンランドは白夜で有名ですが、カナダで日の出と日の入りの位置が違うということはあまり聞いたことがなかったので、特に意識していなかったのですが。。。日本より北に位置しているので日の出と日の入りの位置は違うものだとは理解できるものの、実際見ていると不思議なんです。
朝登校する時に正面に太陽があり、下校するときには右側に太陽沈んでいくんですよ(冬です)。
なんでこの位置に沈むんだろう?と家で地球の絵が描いてあるボールとにらめっこしてしまいました(笑)。
正確な位置を調べてみたら、冬至(2020年は12月21日)の日の出と日の入りの方位は下記の通りでした。
日の出 | 日没 | |
モントリオール | 124度 | 236度 |
東京 | 119度 | 241度 |
ヘルシンキ | 141度 | 219度 |
キト | 113度 | 247度 |
ヘルシンキとはかなり差がありますね!
尚、北極や南極は冬季になると一日を通して日が登らない期間があるそうです。
そして、夏季の白夜の太陽の動きは、地平線の上を移動するだけで地平線の下に沈まないそうです。
ふしぎだなぁ~