
カナダのStudy Permit(その他就労なども該当します)を申請する場合、バイオメトリクス認証といういわゆる指紋採取をして生体認証をする必要があります。
日本では東京港区にあるカナダビザセンターのみで受け付けております。今回、私は上海に住んでいるので、上海にあるカナダビザセンターにてバイオメトリクス認証を行ってきましたので、どのような感じだったのか書いてみます。上海のビザセンターでバイオメトリクス認証をする日本人は限りなく少ないでしょうけれど・・・
もくじ
アクセス
中国にあるカナダビザセンターは現在計11か所。多い!
北京、上海、広州、重庆、成都、昆明、济南、沈阳、武汉、杭州、南京にあります。
各ビザセンターの詳細はこちらから↓
https://www.vfsglobal.ca/Canada/China/English/
上海のカナダビザセンターの住所はこちら↓
2/F, Jiushi Commercial Building, No. 213,
Middle Sichuan Road,
Huangpu District, Shanghai
PRC - 200023中国語:久事商务大厦 2階
最寄り駅:南京東路 2号出口徒歩10分
外灘側にあるので、地下鉄を降りたらとりあえず外灘方向の出口へ進みます。
ビザセンターの建物
外灘の川がある通りの一本手前、「四川中路」沿いにあります。
このあたりは租界時代の欧風建築がたくさん残っており、内部を改装して現在も多くの金融機関や政府の施設、その他レストランなどに使われています。
ビザセンターも、その当時の建物を使用したものでした。
建物の前には、ビザ申請をする人達が30人くらい待っていました。
入口にある標識を見てみると、、、
てっきり「カナダのビザセンター」なのかと思いきや、この建物の中に約30か国のビザセンターがあるではありませんか!!
すごい。。。
入口でパスポートチェック
↓
さらに中の入口で手荷物のスキャン検査とパスポートと申請書チェック(本当に申請するために来たのか?という確認でパッと見るだけ)
カナダは2階なので、2階へ上がります。
同フロアにはイギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランドのビザセンターが入っていました。
ちなみに3階はイタリアやスウェーデンなどヨーロッパ17か国と南アフリカ。
4階はブラジルとドイツ、ロシア近辺諸国。
アジアやアメリカはなかったので別の管轄のようです。
中のフロアへ入ると、ビザセンターなのに、シャンデリア!!Wow!
壁のデザインも歴史ある建築様式を残したものでした。
バイオメトリクス登録手順
私の予約は11時。
予約時に、15分前に来てくださいと表示されていたので、20分前に到着。
こちらがカナダのコーナーの待機場所。
上の2階、3階でも並んでいる様子が見えます。
とりあえず列に並ぶのですが、係員が前方でストップをかけているので並んでいても進みません。
そして11時予約の私たちが通されたのは11時5分。。。
15分前に行く必要なくない?
と悶々としながらカウンターへ書類を提出すると、バーコードをスキャンされて番号札を発行されます。
そして椅子が置いてあるエリアで待機。
そのエリアに電光掲示板があり、順番がくると番号と受付のカウンターナンバーが表示されるようになっています。
その掲示板の下には待機時間の目安が書かれており、「Only バイオメトリクス 25分」と書いてありました。
尚、東京の場合はトータル15分ほどで終了するようです。
質問です。さあ、私は何分待ったでしょう?!
①5分
②25分
③1時間
④5時間
正解は・・・
④5時間!!!!!
もうね、あり得ないですよ。
これって、11時の予約って言えるんでしょうかね。
せめて、申請書類を提出した時に「待ち時間が〇〇時間くらいです」くらいのアドバイスがあっても良くない?
昼ご飯も食べずにずぅ~~~とそこで待ってたんですよ!
もう終わるころには沸々と怒りが湧いてきたよね。
それで、手続きの流れですが、下記の通りです。
②別のカウンターで再度書類提出
③別の個室で指紋採取と顔写真撮影
以上で終了です。
尚、ここのビザセンターではバイオメトリクス登録のみではなく、申請書類の受付なども行っているため、他の方は申請書類一式持っている方などたくさんいました。
また、カナダのビザセンターの入口の横にスピード写真の機械が二つありました。
中国でスピード写真の機械を見たのは初めてです。
まとめ
予約時間の5分前に到着で良さそうです。待ち時間がどのくらいあるのか受付で確認することをおすすめします。一旦外にでてしまって、中に入る際に入れないなどと言われたら(中国語)対応に困るので、私は念には念をと思って外に出ませんでしたが、外に出て外食しても大丈夫なようです。