カナダ・モントリオールで開催されるATPマスターズ大会の一つ、ロジャーズカップを観戦してきました!2019年のモントリオールは男子テニス。トロントでは女子テニスが行われました。会場は毎年トロントとモントリオールで男女別に交互に開催されます。今回は2回戦を観戦してきました。2020年以降の観戦の参考になるよう、アクセスや会場の雰囲気、素朴な疑問などなどをまとめました。
もくじ
アクセス
会場の位置
会場:「Uniprix Stadium」
市街地の西側に位置しており、大変アクセスしやすいです。宿泊ホテルの位置にもよりますが、ダウンタウン中心から40分から1時間みておけば十分です。
Park Jarryという公園の中に位置しています。
地下鉄・バス
地下鉄最寄り駅:De Castelnau
路線はBleueラインとなるため、この路線沿いのホテルに宿泊すれば乗り換えなしで行くことができます。
試合当日のチケットを提示すると、地下鉄やバスが無料でした。私は今回チケット提示にて無料で地下鉄利用で行きました。Castelnauからは徒歩10分ほど、公園の中を通っていくとたどり着きます。
宿泊施設によってはバスで行ったほうが行きやすい場合もあるので、googleマップを利用しましょう。モントリオールにしばらく滞在する場合は「transit」という交通アプリでバスの到着時間を把握することができて便利ですので、事前のダウンロードをおすすめします。
センターコート観戦座席のアドバイス
私はロジャーズカップのホームページから購入しました。Ticketmasterでも可。他にも代理店などで購入可能です。
ホームページからの予約だと、試合の時間の時の太陽の位置が表示されていました。私は日焼けが気になるので、太陽の位置が背面にくるシートを指定して、結果的には大正解でした。
座席はホームページに映像があるので、これをみていただくとなんとなく想像がつくかなと思います。
平面のコートマップはこちらから
ドローは大会開催日程が近くならないと発表されないため、チケットはカンをたよりに購入しないといけません。
余談ですが、私はナダルファン!センターコートの昼のチケットを購入して、ラッキーなことに12時からナダルの試合を観戦することができました。しかも、試合後にナダルがサインしたボールをコートから観客席へ投げるボールをまさかのキャッチするというミラクルが起こりました!!これはもう一生の宝です。
シート:Level 300
外側の階段を上っていきます。屋根はないので300レベルはかなりこんがり焼けてしまいそうです。
300レベルの後ろの通路から隣のCourt Banque Nationaleの様子を見ることが可能(高さがあるので遠目になります)。リーズナブルな席が良い方、センターコートで試合を見ているけど、ナショナルバンクコートの試合も気になるという方は効率的です。
2回戦の時はLevel300が一番混みあっていたように見えました。
尚、レベル200のチケットを持っていても、レベル300へ入ることはできました(座席は座れないので後方通路で観戦)。
シート:Level 200
私はレベル200後方の南のコーナー側だったのですが、レベル200でも選手がすごく近い!!!と感じました。
私のテニス観戦歴はまだまだ浅く、今回のモントリオール以外は日本の楽天オープン、上海マスターズを観戦したことがありますが、モントリオールが一番近く感じました。
収容人数は日本(有明コロシアム)は10000人、上海15000人、モントリオール12000人。
レベル200の後ろから3列くらいは上部の座席の影になり、日焼けがきになる方にはおすすめ。
シート:Level 100
200でも近く感じましたが、100レベルはさらに前方になります。
選手入退場口が107,108,111,112のあたりにあるので、このあたりのチケットをとれたらサインをもらえるかも?!
ナショナルバンクコート
センターコートの他に、Stadium 2:National Bank Court(Court Banque Nationale)があります。
こちらのコートを観戦する場合はチケットの購入が必要ですが、後方の200レベルの座席は無料のため自由に観戦することができました。
私が観戦した時はセンターコートのチケットのみ購入していたのですが、センターコートでナダルの試合を観戦した後、錦織君がナショナルバンクコートで試合をしていたので後方で観戦することができました。
チケットの種類
チケットはデイチケット・ナイトチケットで分かれており、一日中観戦する場合はそれぞれ購入する必要があります。
初日と二日目は昼夜分かれていないようです。(開催年により異なるかもしれないです)
さらに、大きく分けて3タイプあります。
- Individual Ticket
- Packages
- Groups and Suites
Individual Ticket:単日で購入するチケット。
Packages:二日間などの連日で観戦する場合、割引のあるチケット
Groups and Suites:15人以上のグループで購入する場合、割引のあるチケット。また、ラウンジへアクセスするチケットもあり。
チケット受け取り方法
チケットの受け取り方法は4つあります。
公式ホームページからは、どの方法が良いか選ぶことができます。
- Box office
- Print at home
- Fedex
- Regular mail
私はPrint at homeを選びました。
購入後、自分のプリンターで印刷するだけで良いので、おすすめです。
Print at home以外は送料がかかります。
返金規定
購入後の返金・キャンセルは基本的にはできませんが、当日の天候理由による対応は下記の通りでした。
●1試合が終了または90分以上プレイが継続した場合は、そのセッションは遂行されたとみなされる。
●天候による理由または不可抗力の理由により1試合が終了しなかった、もしくは90分継続してプレイが終わらなかった場合、翌日以降(同年)のチケットに交換可能。
上記の規定は、チケットをTennis Canada(https://www.couperogers.com/en/)またはTicketmasterで購入した場合に適応となるため、代理店での購入の際は代理店へご確認ください。
持ち込み禁止のもの
- スプレー缶類
- 15L以上のバックパック
- アルコール
- 瓶・缶の飲み物
- 動物
- 自転車やスケートボード
- ビデオカメラ・三脚・自撮り棒
- コンピューター
- たばこ類
- その他スタッフが危険とみなしたもの
持ち込み可能なもの
- 食べ物
- 空のクリアーなペットボトルまたは水筒
- 開栓していないペットボトル
- プラスチックボトルの日焼け止め
- 医薬品・おむつ
- カメラ※
※フラッシュを使用しないこと
練習コート
練習コートは10コートあります。
お目当ての選手の練習姿を見ることができます。
決勝日に近くなるほど、選手が少なくなっていくので、たくさんの選手を練習コートで見たい場合は大会の前半にチケットをとると良いです。
練習コートには小さな掲示板がついてあり、名前が表示されるため誰が練習しているのかわかります。(掲示板がないところもあります)
練習スケジュールは、会場の掲示板には掲載していないようでした。
公式アプリから、練習スケジュールがチェックできます。アプリについては後述します。
私は、ナショナルバンクコートの後方から練習コートを眺めていたのですが、よーく見ると・・・んん?あれはズべレフでは?
ダッシュして練習コートへ向かいました!みなさん練習スケジュールを把握していないのか、ズべレフの練習コートの周りはがらんとしていました。上海マスターズの時はズべレフの練習コートは満員だったのに、なんてラッキー!
会場の設備等
ロジャーズカップのアプリを活用しよう!
ロジャーズカップの公式アプリがあります。
事前にダウンロードして、チェックしておくととても便利なアプリです。
このアプリからマップや試合の状況、試合スケジュール、練習スケジュールもチェックできます。
こちら↓
wifi接続可能
会場はwifi接続可能です。
「WiFi de la Coupe Rogers」が会場のネットワークの名称になりますが、分からない場合は当日会場の中にあるinfomationで聞いてみると良いです。
手荷物預かり所
会場の外に手荷物預かり所がありました。
持ち込み荷物のバッグが15L以内となるため、大きなバックなどはここで預けることができるようです。
こちら↓
ウォーターサーバー
会場内には、無料のウォーターサーバーが1か所ありました。
持ち込み可能な手荷物に「空のペットボトル」と書いてあった理由がこれでわかりました。
こちら↓
食事
ホットドックなどの持ち運びに便利な軽食類、カットフルーツ、ピザ、アイスクリームなど。アルコールも販売しています。
アトラクション
サーブの速度を測ったり、子供もテニスを楽しめるミニコート、卓球台など。
グッズ
ロジャーズカップ限定のバスタオルやキーホルダー、キャップなどがありました。
私はバスタオルとキャップをゲット!その他、スポンサー(Linditや車、化粧品などなど)のブースなどがたくさんありましたよ。
休憩スペース
休憩スペースはとても広くて関心しました。
大きなビーズクッションやソファ、椅子がたくさん用意されており、テニス観戦の合間にゆっくりできました。テニスの試合だけではなく、その会場を満喫しよう!という感じがしました。休憩スペースの一部には大画面のスクリーンがあり、スクリーン観戦しながら食事を楽しむことができます。
- デザインも赤ベースでまとめていておしゃれ。こちら↓はカラフルなオブジェ。
開場時間
ゲートオープン時間:11am
チケットに何時にオープンするか記載されています。
私の時は11時だったので、10時過ぎくらいに到着。
ゲート前にはすでに列ができていました。
少し待ちましたが、実際には10時半頃に中に入ることができました。
おすすめの服装
モントリオールは日差しが強いので、日焼け止め・帽子の持参をおすすめします。
8月なので、暑い日が多いためたいていの日は半袖で大丈夫です。
事前に天気予報をチェックして、雨の予報の場合は折り畳み傘・タオルを持参したほうが良いです。
私が観戦した日は雨の予報で、降ったり止んだりして試合も中断したので、座席が濡れたためタオルと日傘、薄手の羽織りを持参して良かったです。
まとめ
モントリオールの会場はおしゃれな感じでした。
日本から遠いですが、会場では日本人を何人か見かけました。
私はモントリオールに引っ越してすぐの時で、まだまだ落ち着いていなかったのですが、思い切って行っておいて本当に良かったです。ナダルのサインボールもゲットして、とっても良い思い出になりました!
来年はトロントか、全米オープンを観戦したいです。