中国のマンション選びで引っ越し前に知って得する予備知識

これから中国へ住む方、何に気を付けたほうがいいか、不安になりますよね?
国も違えばマンション事情も日本とは全く異なります。
今回は立地とは別にマンションを選ぶ際の事前の予備知識をご案内します。

上海では、契約更新の時等に、大家さんから「もう貸し出さない」と通告され、強制的に退去しなければならないことがよくあります。
というか、上海あるあるです。
↓↓こちらの記事もぜひご覧ください。

住宅のみならず、店舗の賃料も年々値上げをするので、交渉がうまくいかなかったり、そもそももう貸さないという話になるので、お店もよく移転します。

そのためそこら中で改装してます。
しばらく前に行ったお店に久々に行ってみたら、壁になってた・・・・(笑)ということがよくあります。

中国各地の大きな都市のマンション事情は上海とまあ同じようですので、最適な家を見つけましょう!!

まずは日本との違いから。

中国の賃貸事情・日本との違い
・基本的に家具・家電付き
・敷地が広いケースが多い
・バスルームは洗い場がある部屋は少ない
・不具合があった際、なんでも不動産会社へ依頼すればOK

いずれ帰国する駐在員にとっては、家具付き・家電付きなのは大変ありがたいです。

そして不具合(電気が切れた、棚が壊れたなどなど)があった際、窓口一つで解決するのはとても便利です。
(外国人向けの不動産会社のためその分家賃は上乗せされてます。ちなみに光熱費の支払いは基本的に各自支払いです。)

このような特徴から、下記3点を踏まえて家選びをしましょう。

家具や設備について極力交渉する

これは日本では通常考えられないですが、入居前にできるだけ要望を伝えましょう
ちなみに私が3回目の引っ越しでお願いした項目は下記です。

・冷蔵庫を大きくて新しい物に交換
・バスルームの窓に網戸設置
・寝室の窓に防音の二重窓設置
・すべての窓にチャイルドロック設置
・収納棚を2つ以上追加
・クローゼット1つ 追加
・ウォシュレット設置
・DVDプレーヤー設置
・ベランダの上部をガラス張りにする
(転落防止と洗濯物が汚れるのが嫌だから)
・バスタブは不要
・シャワールームはシャワーカーテンではなくガラス扉で仕切る

日本でこのような要求をしたらほぼ聞き入れてもらえない内容だと思いますが、
全て通りました。ありがたい。

ちょうど少し改装中だったので、いろいろ手直しのタイミングが良かったのもあると思います。

なぜバスタブは不要でお願いしたかというと、洗い場がない(シャワールームの隣はトイレ、脱衣所)
ので、バスタブにお湯をためて入るとお湯が汚れてしまうので、一人しか入れないわけです。
でもお風呂には入りたいので、プラスチックでできた折り畳みの浴槽を購入して、
シャワールームに置いて入浴しています。
これだと浴槽のお湯が汚れずにみんなお風呂に入ることができるからです。

洗い場があるマンションが一番ですけどね。

小さなお子様がいるご家庭は窓のチャイルドロックが必須だと思います。
中国のマンションの作りですと、とても心配です。

実際に転落事故を数件聞いています。

窓にロックの設置をお願いする際は、子供の手が届かないくらい高い位置に設置してもらうように依頼しましょう。
(私が2回目の引っ越し時は手の届く位置についており、子供が外してましたから意味がなかった。。。)

その他の例ですと空気清浄器やウォーターサーバーの本体を設置してもらうなど、お願いするのがいいです。

マンションと門の位置を確認する

駐在員が住むようなマンションは敷地が広い物件が多いです。
そして物件周囲は壁で囲まれているケースがほとんど。

そのため建物からすぐ外に出ることができませんので、門と建物の場所をチェックしましょう。

私が前住んでいたマンションは門から一番離れている建物だったため、これがもっと近かったら5分は節約できてました。
往復10分×4(上の子と下の子のバスの送り迎え)で40分もロスしてたことになります!!

門も1つではなく2つ3つあったりします。

お子さんがいる方は、通学バスが迎えにくる門を事前に確認し、そこから近い部屋で検討するのを強くオススメします。

共有設備のチェック

主に下記のような共有設備があります。

・テニスコート
・プール
・卓球スペース
・子供用の遊具
・サッカー場
・バスケットコート
・ジムスペース
・バーベキュー施設
・ゴルフ練習スペース
・コンビニ

 

特にご家族帯同の方は要チェックです。

中国は日本のような公園が少なく、外で遊ぶ機会が少ないです

特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は遊具があるところがベターです。

でなければ運動音痴まっしぐらに、、、
中国人のお子さんで運動能力が高い子はほとんど見かけません。

そもそもあまりスポーツを重要視していないようです。(中国人の友人談より)

プールやテニスなども習っているお子さんは、マンションにそのような設備があると尚良いです。

ちなみに私が今住んでいるマンションにはテニスコートがあるのですが、1時間30元(約500JPY)で借りることができます。
卓球台は無料。
友人宅のマンションのプールは1回30元。

マンション内の設備を使用しての習い事も多くあります。

上記の設備をすべてそろえているところは少ないですが、
予算範囲内でお子さんの年齢や生活スタイルに合った設備があるマンションを選びましょう。

まとめ

中国に来る前はなかなか情報がなく、家選びも大変だと思います。
上記を踏まええて最適な住まいを見つけましょう♪

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